最近の正月事情 正月とは、その年の1月1日から3日までの「三が日」もしくは7日までの「松の内」を言います。 地域によっては、15日の「小正月」までを、正月と言う所もあります。 実際15日には、「トンド焼き」もしくは「左義長」などと呼ばれる、正月の注連縄や門松をお焚き上げする行事が各地で行なわれています。 しかし、最近ではこの正月らしさも段々薄れてきています。 以前は、少なくとも正月3日までは、各商店やデパート等はお休みでした。 4日の「御用始め」からお店が開くのがほとんどでした。 その為、暮れの内に正月に使う物や食べる物を用意していました。 ところが最近では、1月1日からスーパーやデパートも開いており、コンビニの様に夜中も開いている所まであります。 その為、わざわざ正月の為の準備をしない人も増えてきており、すっかり正月らしさが失われてきています。 そういった中でどうにか、正月らしさを保っているのが御節(おせち)料理でしょう。 |
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正月料理「おせち」の由来 おせち料理、正月に食べるごちそうの事をこう言います。 正月らしさがどんどん失われて行く最近ですが、正月は特別な日と言う事で、ごちそうを用意し食べる人は、まだまだ多くいます。 この「おせち料理」重箱に詰められています。 この様な形になったのは戦後の事だそうです。 デパートで、お正月料理の詰め合わせを重箱に入れて売り出し、その祭に「おせち」と言う言葉を使ったとの事です。 この「おせち」暦の上で1月1日、3月3日、5月5日などの節日に振舞われたご馳走の「御節供(おせちく)」が「おせち」と略されたと言われています。 それがいまでは、正月の料理の呼び名になっています。 |
おせち料理の詰め方 おせち料理も最近では家庭で作らず、デパートやお料理屋さんから購入する人も多くなっています。 おせち料理(御節料理)は、普通「重箱」に詰められています。 これは「目出度い事を重ねる」と言う縁起をかついでいます。 通常は四段重ねで、上から順に一の重、二の重、三の重、与の重と呼ばれています。 おせち料理として、欠かせない物として、黒豆・昆布巻き・数の子・田作り・えび・栗きんとん・伊達巻きなどがあげられます。 品数は奇数になる様にするのが昔から良いと言われています。 最近では、四角いお重ばかりではなく、丸い容器など様々な物に詰められて、売られています。 |
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